脳卒中は、脳の血管が詰まったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血・くも膜下出血)することで脳の機能に障害が生じる病気です。脳卒中は迅速な対応が予後を大きく左右する疾患です。急に症状が出現した場合は躊躇せずに救急車を要請してください。数日前から数週間前からの症状であればご相談ください。
以下のような症状があればご相談ください
・顔や手足の片側にしびれや麻痺を感じる
・言葉が出にくい、話している内容が理解できない
・片目が見えなくなる。または物が二重に見える
・歩行困難やバランスの喪失
脳卒中が疑われる場合は、症状や発症したタイミング、生活習慣などを問診にて詳しくお伺いします。また神経学的診察を行い症状の原因を評価します。必要に応じて、MRI(他院に依頼)、血液検査などを行い原因を特定します。緊急性があると判断した場合は、精査・入院が可能な総合病院を紹介します。
脳卒中は再発リスクが高い疾患です。定期的な診察でリスク管理を行い、健康的な生活をサポートします。