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内科・脳神経内科
埼玉県川口市飯塚1丁目3−6
プラウドタワー川口 102
電話番号:048-242-3227

 てんかん 

てんかん発作は、大脳の神経細胞(ニューロン)の活動が突然乱れることによっておきます。ほとんどのてんかん発作は2~3分以内に収まり、特に症状を残しません。発作の間は、気持ち悪さを感じたり、意識を失ったり、手足のけいれんを起こしたりすることがあり、症状はさまざまです。

てんかんは、詳しい問診と脳波、MRI検査によって診断されますが、診断が難しいことも珍しくありません。遺伝子の異常や脳の形成障害、頭部外傷、脳梗塞、感染症など、てんかんの原因はさまざまですが、原因がわからないものが多いのもてんかんの特徴です。適切な診断と治療によって多くの方が日常生活を快適に送ることができます。


当院でのてんかん診療


1.問診 症状の内容や発作の状況、過去の病歴などを詳しくお伺いします。問診はてんかんの診断に最も重要な部分となります。発作のことをよく覚えておられない方もいらっしゃいます。ご家族や発作をご覧になった方と一緒に受診されることをお薦めします。


2.検査 必要に応じて脳波検査やMRI(他院に依頼)などの画像診断を行い、発作の原因や種類を特定します。


3.治療 問診と検査結果をもとにてんかんを診断します。薬物療法を中心に必要に応じて生活指導も行います。抗てんかん薬は、発作の症状やてんかん以外の持病への影響、他に服用している薬との飲み合わせなども考慮して選択されます。患者様にあった適切な種類の薬を服用できれば、約80%の方が薬物治療によって発作がでなくなります。患者様一人ひとりに適した治療法をご提案します。